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■子どもの心を豊かに.. <月信2007.7-1より>

Last Update Fri, Jun 29, 2007


 この7月より1年間、ガバナーという大役を引き受けることになりました。私には過分の役割ですが、よろしくご協力お願い申し上げます。
1.「ロータリーは分かち合いの心」
 2007年国際協議会で、今年度の国際ロータリー(RI)の会長に選ばれたWilfred Wilkinson さんはカナダ出身の公認会計士です。大変聡明で、直接お会いしてお人柄も温かそうで、まさに次期会長として世界のロータリアンの指導者にふさわしい方です。
 新しい会長による今年度のテーマは、Rotary shares(ロータリーは分かちあいの心)です。RIはポリオプラスをはじめ、人道的、社会的問題について、恵まれない人々に自分の専門知識、資金、時間を、更に思いやりと熱意を分かちあってきたこと、そしてロータリーを世界第一級の奉仕団体へと発展させてきたことに誇りを持って「ロータリーは分かちあいの心」というテーマを選んだこと、さらにこれが私たちの活動の原動力となってくれることを願う、と基調講演で熱く話されました。
 この「分かちあいの心」は、実は私どものロータリアンの一人ひとりが日常生活で、思いやりの心として日頃より心得ている基本的なマインドだと思います。ロータリアンの友愛、親睦とともに、今年度は特に「分かちあいの心」を持って奉仕し、ロータリーを楽しみたいものです。

2.「ロータリーの心と原点」
 昨年度、第2700地区として誇るべきことの一つは、廣畑富雄パストガバナーによる「ロータリーの心と原点」の発刊でした。ロータリーの原点を、そして現代のRIの問題点とともに、ゆくべき道を大変解り易く述べられています。特に新会員の方は、是非ご一読をおすすめします。
 たしかに近年の国際ロータリーが大きく変わりつつあることはロータリーの理論家として名高い田中毅氏の「21世紀のロータリーの展望」1)に詳しく述べられています。
 21世紀に入って、今まで3回の規定審議会が開かれていますが、一人一業種制の廃止、例会出席義務の緩和、さらにロータリーの基本的な理念を変えようという提案が多く出されていることが指摘されています。とくにロータリーの基本理念ともいうべき職業奉仕のテーマ“He pro? ts most who serves best”(最も多く奉仕するものは、最も多く報われる)に“He”という性限定用語が使われているという異議とともに、いっそのこと、この標語を止めてしまって、ロータリーのモットーを“Service above self”一本にするという提案がなされたが、主に日本のロータリアンの努力によってその流れが阻止できたことが述べられています。
 今年の規定審議会で、廣畑パストガバナーが、“He”の代わりに“He / She”と提案され、同意を得られたことは誠にご同慶の至りですが、今後ロータリーの伝統と歴史を守れるのか、危機感を持つ方も少なくないと思います。
 この度の国際協議会では、このようなロータリーの原点に関する研修はほとんどなく寂しいことでした。しかしロータリー財団管理委員会委員長のビチャイ・ラタクルさんの「リーダーシップの倫理観」と題された講演で、リーダーの条件、心構えなど述べられたあと、「ロータリーの基本的な哲学である四大奉仕部門が、長い間、世界中のいたるところで忘れ去られようとしている状況の中、皆さんの今年度中の主な課題の一つは、この四大奉仕部門の枠組みと指針の中で行動するよう、クラブを動機付けることです」と述べられました。この度の国際協議会で、ロータリーの原点ともいうべき四大奉仕に言及されたのは、まさに唯一この時だけであったと思います。
 いうまでもなく途上国の子ども達の悲惨な状況は、かつて“静かなる緊急事態”としてユニセフをはじめ、援助への緊急性が叫ばれ今日に至っています。RIがその対応として、識字、水保全、飢餓対策などを強力に推し進めていることはもちろん大変重要なことですが、職業奉仕を中心とする四大奉仕の理念を忘れたくはありません。

3.「子どもの心を豊かに」
 現代の子ども達のいじめなど心の問題は、学童期、思春期になって突然始まるものではなく、出発点は、まさに乳幼児期にあります。そして、子どもの心の問題の予防のためには乳幼児期からの心の健康ほど大切なものはありません。乳児期の心の健康のために必要な体験として、まず生まれてから授乳、抱擁、声かけなど親のぬくもりを感じる児と母親との間の持続的な身体接触による母子の愛着行動が是非必要です。同時に児の欲求が満たされることによって得られる児の基本的信頼感の獲得体験はその後の自立の基礎となり、思春期に安定した心の健康を形成するのに強い影響を与えるということは、おおかたの発達心理学者の認めるところです。乳幼児期における良好な母子関係は、満2才までにその基礎ができる子どもの心の健康の上に計り知れない大きな意義があ
 ロータリークラブにおける具体的な活動を考えるとすれば、例えば、地域内の特に若い両親対象の子どもの心を中心としたセミナーの開催や、テレビ、テレビゲーム、ケイタイなど子どもの心の発達に大きな影響を与えているメディアの問題について適切な講師による卓話を行うことや、また「早寝、早起き、朝ご飯」運動をロータリークラブで推奨するなどあります。さらに幼児期、学童期にボランティア活動を体験できるよう、地域に働きかけることなども考えられます。とにかく大人が子どもに、そして子育てに多くの温かい関心を持つことを、ロータリーが動機付けることが大切です。
 「奉仕するものは行動しなければならない」という言葉に従って、まず子ども、家庭に目を向けて身近なところから奉仕しようではありませんか。ロータリークラブにおける子どもの心の問題への対応は、特定の委員会活動ではなく、ロータリアン一人ひとりの心の内なるaction とお考え下さい。そしてこの認識を家庭、企業、地域に広めていただき、積極的に社会に提言(advocacy)し、行動することが求められます。“子どもは国の宝”として、子どもに対して社会全体が暖かい目を、そして子育てに皆で敬意をはらい、感謝する雰囲気をつくることは日本の未来のために必要である、というコンセンサスを社会に広げることの大切さを感じます。
 この一年間、お互いに力を合わせて、まさに「分かちあい」の心で子どものために私たちの知識を、思いやりを分かちあおうではありませんか。

国際ロータリー第2700地区2007-08ガバナー
松本壽通


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